毎回のレッスンの冒頭の挨拶が、「暑いですね・・・」というのがもう何週間続いているでしょうか。

ある日、生徒さんから、「うだるような暑さ」ってなんていうのですか?と聞かれました。hot, humid 以外の暑いも知りたいとのことでした。確かに今年の暑さは、humidだけでは表現できませんね。

丁度、対面教室の目黒学園カルチャースクールでCOP27のニュースを取り上げたときにさまざまな「暑い」表現をやったばかりでしたのでそちらをご紹介しました。

◆うだるような暑さ

boiling hot 

sweltering hot

boiling は沸騰している感じでイメージしやすいですね。I'm boiling. ということもできます。

◆ジリジリする暑さ

sizzling hot

scorching hot

sizzling は、お肉をジュージュー焼いた時の音のことだそうです。そこから焼けるような暑さ、といったところでしょうか。最近、私は、朝6時にテラスのお花に水やりをするのですが、そんな早朝でも首の後ろが焼けるような暑さを感じますよ。小学校の夏休みに、「朝の涼しいうちに宿題をしてしまいなさい。」とよく言われていたのを覚えていますが、「朝の涼しいうち」というのはもうなくなってしまったように感じます。

◆溶けるような暑さ

melting hot

こちらもアイスが溶けるような感じでイメージしやすいですね。

なお、「今日は暑いですね。」というとき、Today is hot. と言ってしまいがちですが、天候について述べるときは、It を使い、It's boiling hot today. と言うのが正しいです。・・・と習ったのを覚えていらっしゃいますか?でも、Yesterday was so hot. と言ってしまっても意味は十分通じます。ただ、やっぱりIt から始めて言う人の方が自然には聞こえますね。

さて、みなさんのお住まいの地域では今日はどんな暑さでしたでしょうか。

昨日、ある生徒さんから、こんなメールをいただきました。

It's sizzling, scorching, boiling, and melting hot. I need to use all the words that I know to express today's heat. 

全くその通りの暑さでしたね!