「社会人大学生」あらため「社会人大学院生」

3月に大学を卒業しました。編入してからほとんどがオンラインでしたし、ようやく対面になったゼミの最後の発表もオンラインになってしまいましたし、卒業式も行っていませんので、なんだかあまり実感はありませんが。

何度か書いてきましたが、今の大学は、私が現役時代に通っていた時とは違い、出席がとにかく大変。現在大学生のお子様を持つ保護者の方が現役の大学生のころは、大学ってそれほど出席に厳しいものではなかったと思います。(大学にもよるのでしょうが)また、学校に行ってみて初めてその日の授業が「休講」という通知を見ることもあったのではないでしょうか。(今のように学生ポータルサイト、なんてないですから仕方ないところもあるのでしょうけれど)でも、この2年間在籍した大学は、第6波のまっただなかのある日、先生が「濃厚接触者」になってしまわれて学校に来られなくなった日以外、突然の休講はありませんでした。仲良くなったある授業の先生(この先生は上智大学ご出身でした)が、「昔と大学、全然、違うでしょう。昔はもっと休みが多かったですよね。」とおっしゃっていたので、やはり大学改革を機に厳しくなったんだと思います。(いや、それでこそ本来の大学なのですけれどね)そこにコロナ禍でのオンライン。レポートが多かったり、在籍した学校独自の必須科目があって、当然私はその単位がないため、ほかの学生が1年生や2年生で単位を修得している科目も取らなければならなかったりで、本当に大変でした。もう一回やれる?と聞かれたら、「無理です。」と言います。

そんな感じですから、院への進学は全然考えていなかったのですが、ただ、やり残した感はありました。それは、コロナ禍によるもろもろの制約のため、学びたいと思っていた授業が取れなかったことです。それをどうしようかな・・・と考えていたところ、同じゼミの中に、大学院に進むために勉強している内容を聞いて、大学院という選択肢を考え始めました。でも、あのしんどさを思うと、フルタイムは、しばらくやりたくない・・・というのが正直なところ。そこで、いろいろ調べて、「科目履修生」という方法を検討しました。そういえば、大学の学部のゼミにも、何人か大学院生や社会人の方が「科目履修生」として参加していました。

ということで、今年は、フルタイムではなく、大学院の「科目履修生」をすることになりました!

フルタイムの正規の学生ではないので、社会人の方で正規生として大学院進学を目指している方の参考にはならないかも知れませんが、ちょこちょこ書いていきたいと思います。