本当に身につけたいのは、
「使える英語」としての英語力。
そもそも、実社会で英語を使うシチュエーションとは、どういった状況なのでしょうか?
たとえば、あなたが外国人が多い会社の商品企画部門のメンバーで、新商品の開発を他のメンバーと一緒に担うことになったとします。市場にどのようなニーズがありその商品を開発するのか、他社は類似商品を作っていないかなど、さまざまな情報を収集し、分析を行います。そして、自社の製品はどういうコンセプトの商品にするのか、それは消費者のニーズにマッチするのかという価値判断をし、皆で話し合います。チームのメンバーから出た色々な意見を集約し、整理、再編集して自分の考えをまとめ、社内の新商品販売審議会等で役員や審議会のメンバーを納得させられるようなプレゼンテーションを行う・・・。
そういった場面で必要とされる英語力は、いわゆる学生の頃に鍛えてきたスキルや方法、すなわち、単語を覚えて、文法の練習問題を多く解いて正答率を上げ、長文の一部が空白になったところに選択肢のうち正しいものを入れたり、じっくり読んで一部を和訳をするといった方法、それらとは全く異なる思考の使い方が必要であることがお分かりいただけると思います。
「茅ヶ崎方式」✕「CLIL」
= "対話力"
5+1 Englishのトレーニングは、
『教材』と、その『学び方』に特徴があります
リスニング力を強化することで定評のある「茅ヶ崎方式英語」の教材を使用し、
アウトプットにつなげるCLIL(クリル)を取り入れたトレーニングを行っています。
英語による
ティーチャーズトーク
講師によるレクチャー、テーマに関連するクイズ、簡単なディスカッション、Pre-listening question等を通して(*)、その日に学ぶニュースを主体的に学ぼうという動機付けを行います。
(*クリックすると映像とともに音声が流れます)
思考をともなう
タスク活動
質問に答えたり、タスクをこなしたりすることを通して、内容の理解を促し、自分の意見をもつ力を養成します。
協働学習(ペアワーク、
グループワーク)の重視
一人あたりのアウトプット時間を増やし、学び合い、教え合いの機会を提供します。また、他者との関係性を深めることで、内発的なやる気を高めます。
学習スキルの
養成
さまざまな分野の「内容」について、タスクや協働学習を通して、思考力や、効果的なコミュニケーション、ファシリテーション、プレゼンテーションの方法、論理的な話し方、書き方等の学習スキルを養います。
素早く頭の中で整理し、
英語で"発信する力"をつける
5+1 English では、2021 年の秋より、これからの社会で求められる英語力をより効率よく習得できるようにトレーニングメニューを改定しました。
それが、「茅ヶ崎方式」✕ 「CLIL」です。
教材はこれまで同様、多岐にわたる分野の内容のあるテーマ( 政治、経済、社会問題、科学、医療、IT、歴史、国際関係、文化、SDGs 等)を取り上げている「茅ヶ崎方式」を使います。
そして、教材を、ただ英語で読んだり聴いたりして理解するだけでなく、理解した内容や情報を、素早く頭の中で整理し、正しく、伝わりやすいように工夫して発信するトレーニングを行っています。
※当教室でのCLIL導入は、まだ新しい試みではありますが、毎年実施している生徒さまアンケートの結果より、新メニューが発信力に効いていることが確認できています。
(→ 定例アンケート抜粋(CLIL導入前後比較)(2020年、2022年実施))
※「C1」は、CLIL非対応です。
「茅ヶ崎方式英語」とは
リスニング重視
茅ヶ崎方式とは、リスニングを重視した体系的な英語学習法です。約40年ほど前に、元NHKの国際記者たちが悪戦苦闘して習得してきた方法を一般の人に役立つように開発された学習法で、神奈川県の茅ヶ崎で始まったため「茅ヶ崎方式」と呼ばれています。
語彙力の強化
茅ヶ崎方式では、「聴けない英語は話せない、」「知らない単語は聴こえない」ことから、大人が英語でコミュニケーションをとるのに必要な4000語の習得と、リスニングの基盤を作ることを丁寧に行っていきます。
教材は最新のニュース英語
また、教材は、すべてニュースです。ニュースはバラエティに富み、英語と同時に知識や教養も身につけることができるうえに、教材は毎週書きおろしのため、いま話題となっている内容や言葉を学び、使えるようにします。
単に日常的なあいさつをしたり、趣味について語ったり、あるいは、ビジネスシーンで値段や納期の交渉をする、というようなシチュエーションを想定した会話ではなく、あるテーマに関して自分の意見を持ち、相手の意見を聴き取り、自分の考えをきちんと伝えられる、国際社会で必要なコミュニケーションツールとしての「英語運用力」を養成します。
3. 毎週書き下ろしのニュース
教材は、毎週、ライターが書き下ろしている国内外の最新のニュース。ニュース英語で無駄な言い回しがなく洗練された文章が身につきます。
もっと詳しく
茅ヶ崎方式英語会のサイトはこちら
「CLIL(クリル)」とは
「CLIL(クリル)」とは
CLIL(クリル) とは、「内容言語統合型学習(Content Language Integrated Learning)」という学習のアプローチで、あるテーマや教科(=「内容」)と「言語」を組み合わせた学習方法です。また、それらを学ぶ過程で「思考」が伴うのが特徴です。
(→「CLILとは」 J-CLIL | 日本CLIL教育学会)
CLILは、90年代にヨーロッパで提唱され、日本の小学校~高校の英語教育でも、また、大学の語学教育でも取り入れられるようになってきています。たとえば、学校の英語の教科書では、SDGsに関する「内容」のユニットがあり、「言語」を学ぶと同時にSDGsについても学んだり、日本の歴史についてのユニットでは日本の歴史を英語で学ぶ中で、歴史上の人物が何をした、というタスクをを通して過去形を学ぶ、というものです。
従来の学習アプローチ
こう言うと、これまでも、教科書でさまざまな内容を学んできたのでは?と思われるかも知れません。確かに、物語や歴史、論説など、さまざまな「内容」を学んできました。
ただ、多くの場合、まず、語彙や新しい文法の規則を学び、次に文法の形式にフォーカスした練習問題をいくつかやって、その後に「内容」について読む(そして多くの場合は英文を和訳する)といった感じで、内容についてあまり深く「思考」することはなかったと思います。そのため、せっかく学んだ「内容」は知識として吸収されても、その知識に基づいて自分の意見を述べたり、議論をしたり等のアウトプットに結び付けられずに終わることになっていたと思います。
CLILでのアプローチ
一方、CLILでは、内容が先にあり、知りたい内容があるから言語を学ぶという考え方に基づき、インプット、アウトプットの過程で、内容の情報を分析し、価値判断をし、論じ合い、情報を整理・再編集して必要なことを自分の言葉で述べる、ということを行います。
それらの活動では、たくさんの深い「思考」がなされます。情報を取り込み(インプット)、発信する(アウトプット)過程で、既に、「これはどういう意味?」「なぜ?」「あなたはどちらが良いと思う?」「そのメリットは?」「その理由は?」「問題点はないの?」などを考え、発信していくため、「内容」の理解が深まるとともに、「言語」の習得が促されるのです。
お電話でのお問い合わせ090-2287-3112(レッスン時間中など電話に出られない場合がございます ご了承ください)
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